入れ歯をしている人が気をつけるべき食べ物
入れ歯をしているからといって、大好きな食べ物が食べられないのでは困ります。とはいえ、 入れ歯に慣れるまでの間、 特定の食べ物については最初苦労するかもしれません。でもすぐに、再び好きな食べ物のほとんどを楽しめる ようになるはずです。
食べるものに注意を払い、そろそろいいかなと思ったら、以前のようにさまざまな食べ物を食べてみるとよいでしょう。入れ歯での物の食べ方について詳しいアドバイスがありますので、お読みください。
熱い食べ物と冷たい食べ物
入れ歯に慣れるまでの間は、とくに冷たさや熱さがお口のなかで感じにくいかもしれません。口内に苦痛を与えないよう、熱い食べ物やコーヒー、お茶は少し冷ましてからお口に入れてください。
食べにくい食べ物
新しい入れ歯に慣れるまでの間、食習慣を調整していきましょう。スープやピューレなど、かなり柔らかい食べ物から試すとよいでしょう。また、お口が入れ歯装着の感覚に慣れるまで、最初の数週間は硬い食べ物や噛みきりにくい食べ物は避けた方がよいでしょう。ステーキ、全粒粉のパン、ナッツ、硬いキャンディーは、咀嚼が問題なくできるようになるまで避けてください。
初めて硬い食べ物に挑戦するときは、小さな一口サイズに切って噛みやすくしてください。硬い食べ物は飲み物と一緒に食べるとさらに噛みやすくなります。
ゆっくり時間をかけて入れ歯に慣れていき、食事のときには自分のペースで新しい食べ物に挑戦していきましょう。自信と安心感をさらに高めるには、 入れ歯安定剤 を使うとよいでしょう。入れ歯を安定させ細かい食べカスが挟まるのを防いでくれるため、 大好きな食べ物を幅広く楽しめます。