歯ぐきを休ませる
新しい入れ歯によって自信が持てるようになると、推奨されていないことですが、一晩中装着したくなるかもしれません。なぜ就寝中の装着や1日24時間の装着をしないほうがよいのかを説明します。
歯ぐきを休ませる
入れ歯の形状や装着感に慣れるのは大切なことですが、歯ぐきにも休息を与える必要があります。最初の1週間は、睡眠中と食後の洗浄時を除いて、入れ歯を一日中装着します。
いくら入れ歯が快適だとしても、お口を休ませるのに最良の時間は就寝中以外にありません。
※かかりつけの歯科医に、寝ている時にも入れ歯をしているよういわれている場合は歯科医の指示に従ってください
入れ歯のお手入れ
入れ歯を一晩中装着していると、細菌が繁殖して 口臭 の原因となったり、最悪の場合、感染症を引き起こしたりします。
入れ歯の見た目の美しさと清潔感を保つには、 毎日のお手入れ習慣 が大切です。これによって、付着した細菌や歯垢を除去し、人前でも自信が持てるようになります。 ポリデント などの洗浄剤に浸すと、入れ歯が隅々まできれいになり、歯ブラシが届かない部分の汚れ も除去できます。パッケージに記載された使い方を守って、入れ歯をきれいに清潔に保ち、輝く笑顔を手に入れましょう。
洗浄液用の水は、ぬるま湯を使います。熱いお湯は入れ歯の表面を変質させるため使用しないようにしましょう。入れ歯が乾燥しないように、入れ歯が洗浄液に浸るようにします。
再度装着する前に、入れ歯全体を流水ですすぎます。
入れ歯を外しているときには破損しないように、 入れ歯を水に浸して安全な場所に保管 します。
夜に入れ歯を外し、日常のお手入れを習慣化すると、入れ歯の見た目の美しさと清潔感を保つことができます 。口腔内の唾液も歯ぐきを細菌から守る自然の防御の働きをし、お口の健康に自信を持ち、堂々と話す生活を続ける助けとなります。