入れ歯での生活を自信のあるものに
入れ歯に慣れながら新たな生活を始めるにあたり、着け心地や入れ歯のお手入れについては専門家から多くのアドバイスを受けますが、入れ歯を使う日々の励みになる情報は、少ないかもしれません。
そこで、当サイトでは入れ歯を使い始めた人の実体験に基づいたヒントをご紹介します。あなたの新しい人生の幕開けにきっとお役に立つはずです。
あなただけではない、体の衰えでもない
現代の入れ歯は、着け心地がかなり良くなっており、見た目も自然なため、入れ歯を使っている人を見分けるのはほとんど無理と言えます。実際、積極的に公言せずとも入れ歯を使っている人をご存じかもしれません。
世界の成人の約5人に1人は入れ歯を使っており1*、入れ歯使用者の半分近く(45%)が60歳未満2*です。入れ歯を使っていることは、体が衰えたということでは決してありません。
「入れ歯を使うようになってから、入れ歯を使ってる人に気づくようになったけど、それまでは全く分からなかったわ。」(56歳)
「入れ歯といえば、わたしの固定観念で言えばおばあちゃんを連想したわね、70~80歳の。自分で経験してみるまではわからなかったけど、70歳にならずとも入れ歯を使うことがある。普通のことなんだ、って考え方が変わったわ。」(56歳)
時が解決
入れ歯に慣れるまでは、会話、食事など些細なことが気になるのは当然です。新しく入れ歯を使うようになる人の中には、しゃべるときにも舌がもつれてしまったり、特定の食べ物が食べづらくなったりする人もいます。自信を感じられなくなったりするかもしれませんが、時とともに解決します。
「食生活が変わったりしないか?まさにそれが一番気になったことのうちのひとつだったよ。そんなことはない、慣れてしまえば全く自然に感じられる、って歯科医が言ったけど、全くその通りだったね。」(57歳)
「最初の1週間くらいだったかな、ろれつが回らなかったように感じたな。妻には酔っぱらってるように聞こえる、って言われたね。しゃべり慣れてなかったんだよ。でも慣れたら、問題なくなったね。」(57歳)
入れ歯を使い始めのころ、感情的に不安を感じることに問題はありませんが、家族や友人に心を開いて話すことで、より安心することができます。歯科医に相談することもできます。歯科医は入れ歯使用者の心理的、感情的課題もよく理解しています。
自信を高めるためのヒント
- 外食する前に、自宅で様々なものを食べてみて、噛み心地や入れ歯の使用感に慣れておきましょう。
- 食事中は残存歯だけに頼らないようにしてください。入れ歯で噛むようにしていけば、より早く自分の口の一部であるように感じられるようになります。
- 入れ歯を使用して話すことに慣れるには、感覚に慣れて様々な音を発音できるようになるまで声に出して読み上げるようにしてみましょう。
- 入れ歯専用洗浄剤を使用して入れ歯の清潔を保ち、自信につながるようにしてください。
- 入れ歯を使っていることを身近な人とオープンに話すことで、これまでのあなたとの違いに気づかれることを心配する必要がなくなります。こうすることで、入れ歯を使っている自分を受け入れ、自分の生活に前向きになれます。
未来を向いていこう
入れ歯を使用するにはいくつか慣れなければならないことがありますが、今まで通りの自分自身を感じられるようになるまで長くはかかりません。微笑んだり、食事をしたり、近しい人たちと気兼ねなく過ごせるようになります。
「入れ歯には慣れやすかったわ。普通に使えるようになるまで、長くはかかりませんでした。」(64歳)
「確かに変化はあるよ。難しく考えないで、使っていればすぐに慣れていく。精神的には、一夜にして慣れられるものじゃない。少ししたら、すべて元通りに感じるよ。」(62歳)
「ずっと悩んでて、自信を失っていた。でもぴったりはまるし、着け心地はいいし、全く邪魔にならない。もう、自分の一部のように感じるね。」(64歳)
外部参照情報
*1,2 : GSK調べ。
*記事中の使用者の声は、使用者へのインタビューより。GSK調べ。
内部参照情報
*1,2 : GSK調べ。
*記事中の使用者の声は、使用者へのインタビューより。GSK調べ。