総入れ歯とは?
総入れ歯や部分入れ歯は、失った歯の代わりとして使用する取り外し可能な機器です。入れ歯の歯はセラミックまたはアクリル樹脂で出来ており、アクリル樹脂の土台で支えられています。部分入れ歯 もほぼ同様ですが、総入れ歯のようにすべての歯ではなく一部の歯の代わりとなります。
すべての歯を失っている場合は総入れ歯が必要になるでしょう。入れ歯によって以前の姿を取り戻す助けとなり、自信を持って笑えるようになります。
入れ歯はどうやってできている?
入れ歯の土台は本物の歯グキに見えるよう、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)というアクリル樹脂を丁寧に着色して作られています。PMMAの見えている面はできるだけ本物に見えるよう研磨されており、入れ歯に細菌が蓄積するのを防いですっきり清潔に保つのにも一役買っています。
上アゴ用入れ歯も下アゴ用入れ歯も歯グキの上に乗っており、主に吸着力で固定されています。入れ歯安定剤 も、入れ歯を安定させ、また、細かい食べカスが入れ歯の下に入り込んで不快になるのを防ぐために役立ちます。
上アゴ用入れ歯はお口の上側を覆うもので、下アゴ用入れ歯は舌を動かす余地を十分に残せるようU字型になっています。
入れ歯の生活に慣れる
入れ歯に慣れる までには若干時間がかかるかもしれませんが、歯科医に話せば、今後の心構えについてアドバイスをもらえ、安心することができます。
入れ歯をして食べたり話したりすることは最初、少し難しいかもしれませんが、安心してください。練習することで除除に慣れてきます。入れ歯を良好な状態に保つために、毎日の洗浄を徹底して行うようにしてください。夜は入れ歯を外して(それ以外の指示が出されない限り)歯グキを休ませ、使わないときは安全なところに保管してください。
総入れ歯は生活に良い結果をもたらすはずです。再び思いっきり笑って、自分らしさを取り戻すことができます。