仮入れ歯とは?
仮入れ歯は、抜歯後すぐに使用できる入れ歯で、即時義歯とも呼ばれます。新しい入れ歯を入れるまでの間、普段どおりに生活できるようにするためのものです。
入れ歯の使用にお口を徐々に慣らすため、または以前に歯や歯ぐきが敏感であるなどの問題があった場合、歯科医から仮入れ歯を勧められる場合があります。仮入れ歯により、物を食べるときに残存歯にかかる負担を取り除き、ライフスタイルに大きな変化を与えることなく口腔内の傷を治すことができます。
仮入れ歯を使用するときの心構えについては、以下の内容を参考にしてください。
印象採得
仮入れ歯を使うことにした場合、その製作過程 は通常の入れ歯と同じです。ただ、仮入れ歯の場合、歯を抜く前に歯型とかみ合わせをとっておき、あらかじめ入れ歯を作製しておきますので、処置後すぐに使用できます。新しい入れ歯の印象採得は歯ぐきの傷が完全に治ってから行います。
時間をかけて
初めて入れ歯をお口のなかに入れたとき、お口や舌、歯グキに若干の違和感を覚えるのはごく自然なことです。不快感や問題が なかなかなくならない場合は、歯科医がアドバイスしてくれますし、なじむまでの過程を助ける製品(入れ歯安定剤など)を勧めてくれたり、必要に応じて調整してくれたりします。
自分らしく
仮入れ歯を入れる主な利点は、歯を抜いた直後から通常どおりの生活ができるということです。残存歯に過度の負担をかけることなく、また大好きな物が食べられます。永久義歯ができあがったときには、あなたはすでに「入れ歯の使用経験者」の状態になるわけです。これは初期の段階には利点となるでしょう。
仮入れ歯があれば、歯を抜いた直後でも自信を持って生活が送れます。新しい入れ歯ができ上がったらすぐに、新しい笑顔が見せられます。